働き方

大企業のテレワークはしんどい、やり方次第では業務効率が悪化する

eye catching_大企業のテレワークはしんどい、やり方次第では業務効率が悪化する

新型コロナウイルス感染症の広がりによる行動制限で、一気に普及したテレワーク。

働き方改革や生産性の向上により、テレワークは推進されています。

特に大手企業は資金面においてテレワークの実施率が高く、従業員の満足度も高いと想像される方は多いでしょう。

しかし、大手企業であるがゆえ、管理職と事務系総合職が多い会社であるがゆえに、私の前職を例に挙げて、テレワークする方がしんどいことをお話しします。

あくまで私の体験談をベースにお話ししますので、全ての大手企業がそうなんだと決めつけないで下さい。おそらく私がいた職場が特殊であっただけですので。

この記事の結論
  • テレワークをすることが目的ではない
  • 自分にとって最良の取り組みをしよう

テレワーク実施率、過去最低に。

テレワーク実施率、過去最低に。若い世代で減少とのデータに「経営陣と管理職の理解がない証拠」「拘束大好き日本企業には根付かない」との声 | マネーボイス
テレワークの実施率に関して、7月上旬に実施された意識調査の結果が公表され、前回4月の調査より3.8%低い16.2%と、2020年5月の調査開始以来、最低の数字となったと報じられている。 調査は日本生産性本部によって四半期ごとに実施されており、今回が10回目。20歳以上の日本企業・団体雇用者1,100人から回答

テレワークの実施率に関して、7月上旬に実施された意識調査の結果が、前回の4月より3.8%低い16.2%と最低の数字になったと、この記事では報じられている。

経営者・管理職は考え方が古く、コロナが収まれば「古き良き過去」へと回帰したがる。拘束大好き日本企業ではテレワークが浸透しずらいのは間違ってないですね。さらに、テレワークなんて大企業だけのものという声をあるようです。

しかし、古き考えのままで間違った社内ルールを制定し、テレワーク実施率をアピールするために従業員がテレワークを強要されるのもつらいものがあります。

多くの経営者・管理職がテレワークの目的を理解せず、ただの感染症の対策としか考えていないことが問題だと報じられていることについては正しいですね。

テレワークをすることが目的ではない」と声を出して言いたい。

誰のためのテレワーク?

当時、前職でテレワークを導入するときに制定された社内ルールを抜粋します。

あなたはこれを見てどう思いますか?

経営者・管理職の理解がない証拠
  • テレワークを実施してアピールしたい
  • 従業員を拘束したい

どれだけ書類を作ること、会議をすること、ハンコを押すことが好きなんだよ。

結局、一般社員だれもテレワークをしようとしない。しかし、部署から毎日1人以上のテレワーク実施者を出すことがノルマ。結局、主任以上の社員で持ち回りが決まりましたが、私は断りました。

「かいわれさん」テレワークしてください。

(上記の画像に示した説明資料を持って行った上で)

業務効率が20%以上落ちる上に負担が多く、意味が無いので絶対にしません。

・・・。

これはあくまで私の体験談で極端な例です。このような企業ばかりであってほしくない。

テレワークすることが目的ではない」「自分にとって最良の取り組みをする」ことは共通して言えることなので、ぜひあなたに伝えたいと思います。

まとめ

かいわれぶろぐのまとめ2
結論
  • テレワークをすることが目的ではない
  • 自分にとって最良の取り組みをしよう

今回、テレワークの印象を悪くする記事になってしまいました。

もちろん、テレワークをする側にも経営者・管理職に理解して頂けるように努力をすることは必要です。

  • 一人で仕事を遂行できる能力があることを周りに示す
  • 一人で任せても大丈夫(さぼらない)だと、普段から信頼される行動をする
  • 普段から報連相を心掛け、常に先手を取る

経営者・管理職、従業員の双方が、テレワークをするために必要なスキルを向上し、お互いに信頼し、テレワークを上手く活用していくことが大切ですね。

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