
社内公募の書類選考に合格したい。
志望動機の書き方が分からない。
以上のような、お悩みはないでしょうか。
実は、パターンを抑えてしまえば、簡単に書くことができます。
この記事では、社内公募の志望動機の書き方とポイントを例文付きで解説します。
1、社内公募の志望動機の書き方
2、説得力のある社内公募の志望動機にするポイント
3、社内公募をお考えの人は転職も視野に入れよう。登録すべき転職エージェントは以下の1社をおすすめします。
✔転職エージェント
▶doda(デューダ)・・・「転職エージェント」と「転職サイト」が合体したサービスとなります。そのため、企業からのスカウトが多く、サービスが充実しています。
この記事を読むと、書類選考を突破するエントリーシートが書けるようになります。
1、「応募理由」「応募理由の背景」「社内異動後に活かせる経験とスキル」「社内異動後に実現したいこと」を1本の線で繋がるように書く ⇒ 社内公募の志望動機の例文にジャンプしたい方はここをクリック
2、指定された文字数に応じて、「オリジナル性」「失敗経験」など具体的なエピソードを入れる
社内公募を初めて受ける人は、転職する前に社内公募で解決できるかも?メリットとデメリットを解説の記事も参考になるので、合わせて読んでみてください。
社内公募の志望動機の書き方とポイント

社内公募の志望動機は、大きく分けると次の4つの構成をおすすめします。
- 社内公募の志望動機1:応募理由
- 社内公募の志望動機2:応募理由の背景
- 社内公募の志望動機3:社内異動後に活かせる経験とスキル
- 社内公募の志望動機4:社内異動後に実現したいこと
社内公募の志望動機は多くの場合、200字~300字程度での作成を求められます。
基本的には、以下の順番で作成します。
- 社内公募の志望動機1~4をそれぞれ箇条書きで作成します。
- 社内公募の志望動機1~4で作成した文章を順番に繋げます。
- 文字数制限の中で収まるように、単語や文章の言い換えをして調整します。
まずは、社内公募の志望動機の例文1~4をそれぞれ箇条書きで作成します。
社内公募の志望動機1:応募理由
ここは「一文一義」でスッキリ書きましょう。
例えば、「~~で、~~なことがあり、~~だったので、~~したいと考え社内公募に応募しました。」では長すぎて読み手は疲れてしまいます。
結論を短く書くことで、その文章で言いたいことが相手に伝わります。
「○○機器の開発がしたいと考え社内公募に応募しました。」
社内公募の志望動機2:応募理由の背景
ここでは、冒頭に話した応募理由に至った背景を説明します。
つまり、どんな背景や経験があってその応募理由が生まれたのか伝えるイメージです。
ここでの注意点は、ネガティブな内容を書いてはいけません。
「現在の仕事では~~で、~~を活かせずもやもやしていますが、~」など書いたら、間違いなく不利になるでしょう。
「現在の仕事では△△機器の開発を担当し、設計と検証ができることにやりがいを感じていますが、新たな○○技術に注目が集まると推測し、○○機器の事業を積極的に進めている○○事業部で働きたいと感じました。」
社内公募の志望動機3:社内異動後に活かせる経験とスキル
ここでは、その部署で具体的に「社内異動後に活かせる経験とスキル」を書き、自分をアピールしましょう。
事前に、自分の経験とスキルを箇条書きにしておくと良いです。
全体の文字数から判断して、できるだけアピールポイントを盛り込みましょう。
「私は××年間の○○設計の経験で身につけたテクニカルスキルと仮説と検証を繰り返すプロセススキルには自身があります。」
社内公募の志望動機4:社内異動後に実現したいこと
最後に「社内異動後に実現したいこと」として、どんな仕事で貢献するかを説明します。
「社内異動後に実現したいこと」は自分の希望だけでなく、応募部署の戦略と方向性が一致していることが必要です。
そのため、応募要件をよく読み、応募部署が求める姿は必ず把握しておくようにしましょう。
「これまでの開発で培った経験を活かし、○○事業部の設計者と協力しながら○○機器の開発に関わる業務に取り組みたいです。」
社内公募の志望動機まとめ
ここまででバラバラだった社内公募の志望動機の例文1~4を一つにまとめます。
「○○機器の開発がしたいと考え社内公募に応募しました。現在の仕事では△△機器の開発を担当し、設計と検証ができることにやりがいを感じていますが、新たな○○技術に注目が集まると推測し、○○機器の事業を積極的に進めている○○事業部で働きたいと感じました。私は××年間の○○設計の経験で身につけたテクニカルスキルと仮説と検証を繰り返すプロセススキルには自身があります。これまでの開発で培った経験を活かし、○○事業部の設計者と協力しながら○○機器の開発に関わる業務に取り組みたいです。」
このように、今までの経験と異動後に求められることが1本の線で繋がるように書くことがコツです。
書類上でこのようなストーリ形式で書いておくと、面接でも筋が通った受け答えができます。
ここまでで作成した例文は、一般的な文字数200~300文字で作成しました。
指定された文字数の制限に収まるように、単語や文章の言い換えをして調整します。
指定された文字数に余裕がある場合は、「説得力のある社内公募の志望動機の書き方」の内容を追加しましょう。
社内公募の面接の準備をしたい方は、社内公募の面接では何が聞かれる?面接の事前準備を徹底解説の記事をご参考にしていただければ幸いです。
説得力のある社内公募の志望動機の書き方

社内公募の志望動機の基本的な作り方がわかったところで、説得力のある志望動機を書き方とポイントを解説していきます。
- 説得力のある社内公募の志望動機1:オリジナルの経験を入れる
- 説得力のある社内公募の志望動機2:失敗した経験を入れる
それぞれ、解説します。
説得力のある社内公募の志望動機1:オリジナルの経験を入れる
希望部署を志望する理由には、オリジナルの経験を入れましょう。
なぜなら、「社内公募の志望動機の例文3:社内異動後に活かせる経験とスキル」で書いた例文は、オリジナル性が弱く、誰でも書けます。
オリジナルの経験とは、自分の経験です。
説得力のある内容にするためには、自分の経験を数値化しましょう。
- 売り上げを前年比○○%まで伸ばした
- 前年比○○%のコストダウンを達成
- 製造工程の前年比○○%の工数削減
- ○○件の特許を出願
具体的な数値を入れるとオリジナル性が増します。
嘘はいけませんが、ある程度は盛ってでも自分の経験を数値化しましょう。
説得力のある社内公募の志望動機2:失敗した経験を入れる
異動後に活かせる経験とスキルには、失敗した経験を入れましょう。
なぜならば、失敗した経験を語ることは、過去に自発的に行動したことを語ることになるからです。
何かに失敗して挽回した経験をストーリー形式で語ることで、「仕事での対応力」「ストレス耐性」「チャレンジ精神」「ヒューマンスキル」があることを自然に伝えることができます。
失敗した経験は、失敗した経験を話すだけでなく、失敗をどう乗り越えたかを説明します。
- 失敗した原因や背景
- どのように解決したのか
- 失敗から何を学んだか
失敗の原因を理解し、その先の反省と課題解決までを1つの流れで説明しましょう。
社内公募をお考えの人は転職も視野に入れよう

希望する部署や職種はあるけど、未経験から希望職種への異動が難しいことは多いです。
そのような場合、転職活動も並行して進めてみるのもいいでしょう。
社内公募でのエントリーシートや面接対策は転職活動にもそのまま流用することができます。
もし、転職活動を始めるのでしたら、転職エージェントの活用がおすすめです。
履歴書・職務経歴書の添削、求人の提案、その他交渉などのサポートを全面的にバックアップしてくれます。
そのため、働きながら効率よく転職活動したい方には、転職エージェントはおすすめできるサービスです。
転職活動はノーリスクですので、エージェントに相談して、じっくり活動してみましょう。
ほとんどの人間にとって重要なのは、「どんな人でありたいか、どんな状態でありたいか」を重視した「ポジショニング」を意識した転職です。
自分の軸を大切にした転職を希望する方は、「仕事にやりがいを無理に見つける必要ない。自分に合った環境で働こう」の記事が参考になりますので、興味がある方は読んでみてください。
まとめ

1、「応募理由」「応募理由の背景」「社内異動後に活かせる経験とスキル」「社内異動後に実現したいこと」を1本の線で繋がるように書く
2、指定された文字数に応じて、「オリジナル性」「失敗経験」など具体的なエピソードを入れる
3、社内公募と並行して転職活動も進めてみる。登録すべき転職エージェントは以下の1社をおすすめします。
✔転職エージェント
▶doda(デューダ)

社内公募の志望動機の作成は難しいですが、コツを抑えて書くことで、魅力がある志望動機に近づきます。
この記事が、キャリアや仕事について真剣に考え、次の行動に移るきっかけになれば幸いです。
コメント