
「社内公募(転職)で自分の希望が通ったけど、裏切者と言われないかな。」と悩んでいませんか?
社内公募や転職は裏切りではありません。
なぜなら、会社があなたの面倒を一生見てくれる保証はないからです。
- 私は社内公募で応募した部署に異動した経験があります。
- 私は2021年末に希望退職した経験があります。
いずれの場合も入念に事前準備し、自分の予定通りに進めることができました。
この記事では、裏切りではない理由と対処法を紹介します。
- 社内公募や転職は裏切りではないので、自分を信じてください。
- 社内公募や転職が決まったときの対処法 ⇒ 引継ぎ資料をしっかり準備し、最後まで自職場に尽くす姿勢を見せましょう。
社内公募や転職は裏切りなのか?

社内公募や転職は裏切りではありません。
自分のスキルを新しいフィールドで発揮することは社会貢献につながるので、裏切りとは全く正反対です。
終身雇用は崩壊、業績が悪化すれば減給、一方的な異動によるキャリアダウンなど、今の会社があなたの面倒を一生見てくれる保証はありません。
つまり、会社はあなたの生活は保証しても人生の保証はしません。
周りから何を言われようと、自分の人生を1番に考えてほしいです。
つまり、案外平気かもしれませんね。
しかし、直属の上司の立場からすると、人材が引き抜かれてしまうことは辛いことです。
- 人員の補充がない中で、引継ぎをしなければならない。
- 職場の士気が下がり、パフォーマンスの低下を招く恐れがある。
- 人材を引き抜かれた上司の評価は下がるかもしれない。
直属の上司からは引き止められる可能性は大いにあるでしょう。
そのため、社内公募や転職が決まったときに上手く対処することが重要になります。
社内公募や転職が決まったときの対処法

社内公募や転職は裏切りではないし、負い目を感じる必要はありません。
新天地に移動するために、臨機応変に対策をとりましょう。せっかく希望が通っても移動する時期が遅れたり、最悪無くなったら元も子もありませんからね。
社内公募や転職が決まったときの対処法を紹介します。
- 引継ぎ資料をしっかり準備する
- 異動や転職理由を現職場のせいにしない
- 転職はあきらめない
引継ぎ資料をしっかり準備する
異動前の部署の仕事が滞らないように整理する責任はあります。
引継ぎをした証明になるので、資料はきっちり作り込んでおきましょう。
私は異動したいと思ったその時から、引継ぎ資料を作り始めました。
スキマ時間を有効活用してそれなりに時間をかけて作った資料なので、かなりクオリティの高い資料を引き継げました。その結果、異動後に問い合わせがくることはありませんでした。
異動が決まってから自分の仕事を整理するのは時間が足りなくなる恐れがあるので、思い立った時から資料を作り始めるのはおすすめです。
結局、前の部署のためになり、自分のためになりました。
異動や転職理由を現職場のせいにしない
異動や転職の理由を聞かれたら基本的には素直に伝えるのが1番です。 しかし、現職場や会社のせいにするのはやめましょう。

私は鉄のハートを持っているのでびくともしません。最後にぶちまけたいです。
そういう方もいるかもしれません。
しかし、自分の希望を叶えるためにも、時には冷静に大人の対応を取ることが大事です。今からお話しする私の体験談から、その理由を感じ取っていただければ幸いです。
私は社内公募の合格通知をもらった次の日に、部門長に呼び出されました。
そのときの会話を紹介します。
※社内公募の合格通知をもらった日からさかのぼっています
3年前:所属部署の部長だったが、海外部署の責任者として異動された
半年前:所属部署の部門長として戻られた

昨日、突然連絡が来たんだけど応募してたの?
ちょっと面談したいんだけどいいかな

はい。

理由を教えてほしい。
今の仕事はつまらないか?

いいえ、そんなことはありません。
こちらの部署に異動してからは覚えるのに
苦労はありましたが、仕事は問題なくやれています。
(仕事に不満はないですよ~)

では、今の体制に不満があるのか?

いえ、所属当初は仕事に打ち込めていました。
ただ、1年前から色々思う所があり、
社内公募の異動を意識するようになりました。
(あなたの体制の時はよかったよ~)

そうか、私もしばらく離れていたからな~。
色々あったのかな。

(・・・プププ・・・)

わかった。
だらだら引き止めてもあれだし、
予定通りの日程で異動できるように決済を取ろう。

ありがとうございます。(ガッツ)
結果として、私は予定通りの日程で異動となりました。
目的のためには、時には泥臭くあざとさも必要です。
ここぞという場所では、冷静に大人の対応を取りましょう。
転職はあきらめない
裏切者扱いされ、社内公募に受かったのに異動が取り消された場合でも、転職は諦めないようにしましょう。
人事異動による会社全体のメリットより、一部署の管理職の都合を優先する会社には未来はありません。
すみやかに転職活動にシフトチェンジするべきです。
一度上手くいかなくても、転職エージェントを利用するなりして転職活動は継続し、時間を無駄にしないようにしましょう。
人生を決めるのはあなたです。
社内公募や転職で自分の人生を決めよう

ここまでで社内公募に合格した後の立ち振る舞いを説明してきました。
ここまで読んでいただいた方の中には、ちょっと冷たすぎると感じた方もいるかもしれません。
もちろん社会人として、会社や周りの方々の考慮することは大事です。
しかし、一番大事なのは自分の人生です。
何度もいいますが、会社はあなたの生活は保障しても人生の保証はしません。
ですので、他人を気にしないことも重要です。
社内公募や転職に挑戦する際は、自分のことを優先して考えるようにしましょう。もし退職や転職に関するトラブルに不安がある方は、転職エージェントに相談するのもおすすめです。
あるいは、今の仕事に疲れてしまった方はいませんか?
仕事にやりがいを持つのではなく、自分の人生を豊かにする「転職の思考法」もあります。興味のある方は、こちらの記事も読んでみてください。
まとめ

- 社内公募や転職は裏切りではないので、自分を信じてください。
- 社内公募や転職が決まったときの対処法 ⇒ 引継ぎ資料をしっかり準備し、最後まで自職場に尽くす姿勢を見せましょう。
つまりは、自分を第一に考え、自分がどうしたいかが一番大事ということです。
社内公募や転職を積極的に活用し、人生を良い方向に変えていきましょう。
社内異動や転職後に仕事に慣れるまでのコツを知りたい方は、社内異動・転職後の仕事に早く慣れるまでの3つのコツを解説の記事をご参考になれば幸いです。
コメント