社内公募

転職する前に社内公募で解決できるかも?メリットとデメリットを解説

「今の職種・職場に不満がある!辞めたい!転職したい!」と悩んでいませんか?

実は、社内公募制度を使って解決できます。

なぜなら、社内公募制度は働く会社を変えずに、異なる職種にチャレンジできるからです。

私は技術職から事務・管理系の職場に異動させられた経験があります。そこで社内公募制度を利用して技術職への復帰を目指しましたが、1回目は書類選考で落ちました。しかし、私は再度社内公募に応募して、技術職の仕事に復帰することができました。

この記事では、社内公募制度とはどのようなものなのか、メリット・デメリットを紹介します。

この記事を読むと、社内公募制度の概要が理解できます。

この記事の結論
社内公募制度があるなら挑戦するべきです。ノーリスクでキャリアチェンジできるかもしれません。

何かにチャレンジしたい人は社内公募制度を利用して、自分でチャンスをつかみましょう。

社内公募制度の概要

社内公募制度の概要

社内公募制度とは、会社内部で人材を求める部署が募集を募り、応募してきた社員の中から選抜するという異動制度です。

一般的な人事異動では、半ば一方的に異動を命じるケースが少なくありません。しかし社内公募制度はそういった方法と対照的で、従業員の自主性が尊重されやすいです。

私の場合、社内イントラに専用サイトがあり、定期的に募集が告知されます。興味がある部署があれば、所定フォームのエントリーシートに書き込みます。その後、書類選考の後に部長レベルとの面接があり、合否を判定される形式でした。

社内公募制度のメリット

社内公募制度のメリット

社内公募におけるメリットを紹介いたします。

社内公募制度のメリット
  • 社内公募制度のメリット1:モチベーションを高く維持しながら仕事ができる
  • 社内公募制度のメリット2:キャリアアップにつながる
  • 社内公募制度のメリット3:給与体系を維持しながら、未経験の職種に挑戦できる

社内公募制度のメリット1:モチベーションを高く維持しながら仕事ができる

新しい異動が決まった場合、高いモチベーションで仕事に取り組むことができます。

これまで働いてきた部署が毎日何かしらの繰り返しであった場合、新しいことを学べる環境というのは非常に楽しくなります。

モチベーションが高いまま仕事ができる環境が手に入るのは、大きいメリットです。

社内公募制度のメリット2:キャリアアップにつながる

社内公募制度で人材を募集する場合、将来のポジションが計画されている場合が多いと考えられます。

現職でポジションから外されている方も、ポジションが上がり仕事の幅や裁量を広げるキャリアアップが望めるでしょう。

一つの部署で働き続けるよりは多くのキャリアプランを描くことができます。

社内公募制度のメリット3:給与体系を維持しながら、未経験の職種に挑戦できる

一般的に転職では年収を維持するのは難しいと思います。未経験の職種で転職できたとしても、新卒並みの年収になることもあります。

しかし社内公募制度があるような規模の会社は、年功序列型の賃金テーブルであることが多いです。つまりこれまでの賃金テーブルが異動後の人事に引き継がれるため、給与が下がらないでしょう。

私の場合は本社に近いグループ会社への異動だったためか、仕事を教わる立場になったにも関わらず、給与が上がってしまいました。

年収を下げずに未経験の職種に挑戦できるのは、大きいチャンスをつかめます。

社内公募制度のデメリット

社内公募制度のデメリット

社内公募におけるデメリットを紹介いたします。

社内公募制度のデメリット
  • 社内公募制度のデメリット1:人事評価は引き継がれるので、不利益になる場合がある
  • 社内公募制度のデメリット2:何があっても後には引けない
  • 社内公募制度のデメリット3:人脈がリセットされる

社内公募制度のデメリット1:人事評価は引き継がれるので、不利益になる場合がある

一般的に人事評価はリセットされずに、引き継がれるでしょう。異動後の上司は現職の上司評価を参考にすることになります。

現職の上司が異動する社員の人事評価を引き継ぐとき、もしかしたら不利益になることを記載するかもしれません。

その対策の一つとして、誠意をもって引継ぎをすることです。

社内公募制度によって人材が異動することは、人事職の成果になります。しかし人材を引き抜かれる部署の管理職の評価は、下がるかもしれません。だからといって申し訳ない気持ちになる必要はありませんが、できることは精一杯した方がいいです。

立つ鳥跡を濁さずの精神が大切です。

社内公募制度のデメリット2:何があっても後には引けない

何かしら聞いていた話と異なったり、少なからずギャップを感じることはあります。

仕事内容が思っていたものと違うなど、努力でどうにもならないことがあると、異動をひどく後悔することにもなりかねません。

事前に部署を調査し、可能であれば部署の方から話を聞きましょう。

社内公募制度のデメリット3:人脈がリセットされる

何年か在籍した部署であれば周りとの信頼関係ができているため、気軽に分からないことを聞けます。

新しい部署では一から人脈づくりをしなければならないため、最初は苦労することが多いでしょう。

逆に人脈拡大の絶好のチャンスと考えて積極的に行動しましょう

社内公募制度を利用してよかったこと

社内公募制度を利用してよかったこと

ここでは、社内公募制度を利用してよかったことを紹介しています。

私は社内公募制度を利用して異動したことで、以下の効果が得られました。

  • 自分から行動して現状を変えたことが、自信になった。
  • モチベーションが高くなり、前向きな気持ちを取り戻し、色々挑戦したくなった。
  • 他のグループ会社を知ることができた。

私は社内公募制度を利用して、他のグループ会社に異動できたことで、色々と吹っ切ることができました。

自分に自信がついて迷いは無くなり、積極的に行動できるようになりました。

まとめ

社内公募制度のメリットとデメリットのまとめ
この記事の結論
社内公募制度があるなら挑戦するべきです。ノーリスクでキャリアチェンジできるかもしれません。

転職ほど大きなリスクはなく、新しいチャレンジができる良い制度です。社内公募制度のメリットとデメリットを理解して、臨機応変に行動しましょう。

社内公募制度がある企業にお勤めの方は、ぜひ検討してみてください。

社内公募の志望動機の書き方を知りたい方は、【例文あり】社内公募の志望動機の書き方とポイントを徹底解説の記事をご参考になれば幸いです。

社内公募の面接対策について知りたい方は、社内公募の面接では何が聞かれる?面接の事前準備を徹底解説の記事をご参考になれば幸いです。

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