
20代で1000万貯めた人の話が聞きたいです。
以上のような、質問にお答えします。
この記事では、当時どのような感じで1000万に到達したか、記載しました。
これから貯金を頑張りたい方の参考になれば幸いです。
結論は、大雑把でもいいので、支出計画を立てることです。
支出計画を立てることで、それなりに自分の生活スタイルが確立します。そうすれば貯金体質を作るきっかけになります。
なぜ貯めようと思ったのか
新卒で入社しから、1週間ほど経過した頃です。
「あ、何か違うな」「自分がずっと居れる場所ではないのかな」という感覚になりました。
恐らく定年まで勤めることはないだろうなと思いましたが、会社を辞めることは考えられませんでした。
経験もスキルもお金もないので、辞めた後どうすればいいか見当がつかなかったからです。
これからどうしていこうかなと思ったとき、「お金を貯めることはできる」と単純に考えたのがきっかけです。
どのくらいのペースで貯めたのか
大学卒業後、就職時の所持金は、20~30万だったと思います。
入社5年目を迎えるときには1000万以上ありました。つまり年間250万以上は貯金できた計算になります。
入社3年目位までは寮生活でしたので、この点は私は恵まれていました。それでも年収400万で250万貯金するのは、結構ハードだと考えられます。
では、なぜ私は達成することができたのでしょうか。
なぜ年間250万の貯金ができたのか
就職してから1週間くらいで大雑把な支出計画を立てた記憶があります。本格的に新生活がスタートする前に、計画を立てたのが重要なポイントでした。
当時の記憶を思い出して、深掘りしたいと思います。
- 「衣食住」をベースにして、自分がどうしたいか考えた。
- 「1」で考えたことをベースにして、予算を決めた。
では、順番に見ていきましょう。
1、「衣食住」をベースに考える
「衣食住」+「働」+「遊」を基本に方針を決めます。
まず、各項目ごとに自分はどうしたいか何が大事かについて紙に書き出します。
次に、全体を100%としたときに、各項目の割合をその時の直感で決めました。
項目 | 内容 | 割合 |
---|---|---|
衣 | 機能性重視、今はブランド品に興味がない | 15% |
食 | 極端な節約はしない。月2,3回は外食したい | 30% |
住 | 車は持たないで生活することを前提に考える | 15% |
働 | 会社の人間関係は最低限でいい | 10% |
遊 | 趣味はケチらない | 30% |
2、「1」で考えたことをベースにして、予算を決める
「1」で決めた割合をベースにして、もう少し具体的な項目と予算を考えます。
項目 | 内容 |
---|---|
衣類 | 通勤用のYシャツは1,000円以下で揃える |
食費 | 日用品込みで月40,000円 |
住居費(家賃) | 寮を出たら賃貸で月60,000円。車はないので、立地を重視する。 |
光熱費 | コントロールしにくいので、あまり意識しない |
通信費 | 当時選択肢が少なかったので、ありのまま受け入れた |
保険 | 何を言われようが入らない。 |
交際費 | 会社関係:年10,000円 親族、プライベート関係:月10,000円(年末は少し加算する) |
娯楽費 | その時次第、月の残金で決めた所もあった気がする。 |
改めて見ると突っ込みどころ満載ですが、社会人経験のない頃に決めたにしてはいい感じではないでしょうか。
こんな感じで入社1週間で生活スタイルを決めてスタートしました。その後は社会人として経験値が増えるごと、予算表をバージョンアップしました。
これで、月10万~15万+ボーナス全額=年間200~300万、だったと思います。
特に不満もなく過ごせていました。
意識せずとも貯金できる体質作りが大切
今思えば、最初に決めた支出計画が節約の基本である「支出を把握する」になっていたと思います。
無計画だと、「何もかも手に入れたい」か「すべてを我慢する」の二極化になりやすく、生活が崩れる恐れがあるので、すぐに計画を立てたのはよかったです。
私は「絶対に払わないお金を決めたこと」が強みになりました。
常に収入と支出のことを頭に置いて、自分の身の丈にあった選択をする。そうすることで、ストイックな節約をすることもなく、楽しく生活しながら貯金ができます。
これから貯金を頑張りたい方にとって、良いスタートを切るきっかけになったらうれしいです。
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